■手塚長孝監督コメント
予選では、去年のセッティングをベースに持って来たつもりだったんですが、走り出しでいまひとつ、この週末のコンディションに合わなかったようです。それを予選までに合わせ込むよう、山本も頑張って事細かにクルマの状況を伝えてくれて、それを元にエンジニアも合わせ込んで、Q2ではトップから0.197秒のところまで回復しました。Q3ではトップを狙うべ<、さらに追求したセッティングにしたんですが、2周目のアタック時に1コーナーで飛び込み過ぎて少しだけミスしたのでその周はアタック出来ず、次の周はタイヤの状態がベストではなくなってしまっだのでタイムが伸びず、8位になってしまいました。 チームとしては、予選から決勝に向けてセットを見直してもっと強いクルマにしようと調整を施しました。山本もスタートをうま<決めてくれました。でもちょっとその後行き場がなくなってしまったようで、両サイドを挟まれて結果、接触したりして順位を落として10番手で帰ってきました。その後のペースについては、足りない部分がセットにあったようで、前後のバランスが十分取れない状態で戦わざるをえませんでした。それにこのサーキットでは、なかなか前車をオーバーテイクはできず、順位はピットでしか入れ替えられないので山本には苦しい戦いだったはずです。山本が言うようにシフトの感触も改善してもらわないとスピードものらないと思います。 昨年のオートポリスではポールポジションも取っていますが、コンディションも違うしエンジンのトルク特性も変わっていて、いろいろ条件が変わっていますので、去年のままではポールポジションは獲れないだろうと思います。去年の状況と今年の状況を見極めて、精査してクルマを作り上げて行きます。 次のオートポリスも予選の順位が重要になってきます。去年のことは去年のこととして参考にしながら、まずポールを取って決勝を迎えたいです。チーム一丸となり直していきます。オートポリスを楽しみにしていてください。 応援ありがとうございました。

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