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投稿日: 2019.04.21 08:00
更新日: 2019.04.21 09:27

JMS P.MU / CERUMO・INGING Race Report スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿 予選レポート

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スーパーフォーミュラ | JMS P.MU / CERUMO・INGING Race Report スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿 予選レポート

2019 SUPER FORMULA
JMS P.MU / CERUMO・INGING Race Report

 2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権が鈴鹿サーキットにて開幕! 今季は、昨年の全日本F3選手権チャンピオンでSFにステップアップして来たルーキー坪井翔(23歳)選手と2015年、2017年 のシリーズチャンピオンであるベテラン石浦宏明選手の2名が、新型ダラーラSF19を操り、ライバルたちとの熱い戦いを繰り広げる!!

Round.1 鈴鹿サーキット
予選 4月20日(土)
天候:晴れ コース状況:ドライ

♯38 石浦宏明 14位
♯39 坪井翔 18位

 いよいよ開幕戦のレースウィークを迎えた。予選日の今日は、朝から快晴、春らしいぽかぽか陽気に恵まれたサーキットには、シーズンの幕開けを待ちに待ったたくさんのファンが詰めかけた。今朝のフリープラクティスは、石浦8番手、坪井16番手。2輪のレースも併催している今大会は、路面の状況も思いの外変わるのがこの大会だ。そんな中、予選を控えた午後3時過ぎには、気温も20度を超え、路面温度は25度に達し、風が若干吹く中、オンタイムで公式予選がスタートした。今季から、公式予選のQ1通過台数は、12台、Q2通過は8台とレギュレーションが変更されている。2台共に新品ミディアムタイヤでコースインした。開始5分、39号車坪井が、1コーナーから2コーナーへ向かうアウト側の縁石に乗り過ぎバランスを崩しコースオフ。ここでクルマを降り、初めての予選アタックは、18位という結果で終えてしまう。

 残り15分16秒で再開したQ1だったが、坪井と同じくルーキーの7号車がスピン。2回目の赤旗が提示された。

 残り11分43秒で、再開したQ1。各車、コースインするも石浦はピットで待機。残り7分をまわった所で、石浦はコースインした。スプーンでスピンが発生し3度目の赤旗の提示。この時点で、 誰もアタック出来てないという何とも荒れた予選。残り5分14秒で、予選が再開し全車がコースインしたが、計測2周の予選終了までギリギリのタイミング。全開でアタックできるのは、たった1周。 そのアタックで石浦の出したタイムは、1分39秒078で、14番手となり、2台ともにQ1敗退とい う厳しい予選結果となった。明日の決勝レースではチーム全員が最善を尽くし、少しでも順位を上げポイントの獲得を目指す。

ドライバー #38 石浦宏明
「シーズンオフから良い流れで来れていなかったので、今回は、このレースだけではなく、シー ズンを通して、強いクルマになるようにしたいと思い臨みました。予選前は、行けるという感 触があったのですが、2輪のレースがあり、コースのコンディションが変わり、若干セット変更。そこまでフィーリングは悪くなかったのですが、データで見たら、コンマ4秒くらい悪く、それがQ1を通過できなかった要因となってしまいました。しかし、Q1を通ったとしても、トップが狙えるような速さではなかったので、ドライビングとクルマのコンディションを見直したいと思います。明日は明日で気持ちを切り替えてベストを尽くしたいと思います」

ドライバー #39 坪井翔
「1セット目のタイヤでアタック中に、1コーナーから2コーナーの間のアウト側で、縁石に乗り 過ぎてスピンをしてしまいました。2セット目でしっかりアタックする必要があったので、戻って来なくてはいけなかったのですが、チームには申し訳ないと思っています。テストでは、スピ ンもなかったのに残念です。レースウィークに入り、練習走行もあまり流れが良くなく、セッ トアップもいろいろ変更していました。予選のセットアップについて、ガラリと変更していたの で、確認したいと思っていた矢先のスピンだったので、残念です。明日は完走を目指した いと思います」

監督 立川裕路
「今シーズンのこのクルマになって、2台ともセットアップが決まり切ってない状態で、今日の 予選を迎えることとなってしまいました。結果2台ともQ1落ちという事になってしまい、非常に残念です。でも明日に向けて、また、その先に向けて頑張っていかないといけないの で、悲観せず、そして、諦めずにここからしっかり戦って行かないといけないと思っています。 昨年までと比べると、クルマが変わったことで今ひとつの状態が続いているので、なんとかし たいと思っています。坪井は、ルーキーですけど、頑張っていますし、今回は、勢いあまって、アタックに入ったところで、スピンしてしまいましたが、チカラのあるドライバーということはわかっています。彼にとっても初めてのレースなので、まず今回のレースをしっかり走り切り、 次に備えたいと思います」


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