関口雄飛 2019スーパーフォーミュラ第3戦SUGO 予選レポート
全日本スーパーフォーミュラ第3戦SUGOは、雨に翻弄される予選となりました。前日の夜から振り出した雨は朝には小降りになり、フリー走行が開始される頃には路面も乾き始めましたが、一部に濡れた部分がありWET宣言が出されました。
フリー走行序盤はピットにステイし、路面コンディションが良くなった頃にコースインした関口雄飛は、予選、決勝に向けて何度もピットインしてはタイヤ交換し、表面の皮むきをするなど、準備を進めていきます。そしてセッション最後にあっさりとトップタイムをマークしてフリー走行を終了しました。
コース幅が狭いスポーツランド菅生を配慮し、今回は予選Q1を2組に分け、それぞれ上位6位が通過という方式が取られました。抽選で予選B組となった関口雄飛は、予選A組のセッションが終わると同時に降り出した雨に対して、早めのアタックを決意。タイヤの内圧をいつもより高めてセッション序盤から飛ばす作戦に出ました。セッション序盤からタイムを出しにいった関口雄飛ですが、皮肉にもコンディションは好転し、むしろセッション後半のほうが路面コンディションが良くなる状況となってしまったのです。最終的に8番手となり、予選Q1敗退という結果となりました。
■関口雄飛のコメント
「朝のフリー走行は問題なく順調に進められました。菅生は1周が1分ちょっとのコースなのでトラフィックがすごくなるため、2組に分けてQ1をやってもらえるのはドライバーにとって嬉しい判断だったと思います」
「予選Q1では、雨が降り出したので、内圧を上げて早めのアタックに出たのですが、逆に雨があがり、終盤にアタックしたほうがタイムが出る結果となりました。僕は3周目にアタックしたのですが、4周目もまだギリギリでグリップが残っていたので頑張ったのですが、遅いマシンに引っかかって0秒2はロスしてしまいました。6周目とか7周目に路面が良くなってきたのはわかっていたのですが、もう内圧が上がりすぎていたので、アタックできなかったです。雨を意識しすぎましたね」
「明日はいろいろ戦略を考えて、またオートポリスのときのように後方から逆転優勝を狙って頑張ります。応援宜しくお願いします」