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投稿日: 2019.08.19 17:46
更新日: 2019.08.19 17:51

UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 2019スーパーフォーミュラ第5戦もてぎ レースレポート

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スーパーフォーミュラ | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 2019スーパーフォーミュラ第5戦もてぎ レースレポート

#8 大嶋和也選手
決勝結果:11位(所要時間:1時間23分36秒730、ベストタイム:1分35秒877)

 17番グリッド発進の大嶋は、燃料軽め&ソフト装着で出て、レース途中に2周連続でタイヤ交換&給油のピットイン、ミディアムではやはり1周しか走らない作戦で戦った。

 他車のピットタイミング等もあり、大嶋は暫定9番手まで上がったところで19周目と20周目に連続ピットインを敢行。この段階で順位的には一旦18番手まで下がる。

 展開がある程度落ち着いてきて以降、大嶋はマルケロフのふたつ後ろ、15号車を追いかける位置での走行となった。終盤には8~15番手が一列に連なり隊列化するなか、14番手で前を追い続ける戦いを演じる。49周目に15号車を、最終周にマルケロフを抜き、上位で最終周にピットインしたマシンがあったため、11位でゴールした。

大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)
大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)

アーテム・マルケロフ選手のコメント

「マシンのフィーリングは良かったと思います。特にレース前半、1周目のピットインで履いたソフトタイヤでのスティントでは良いパフォーマンスを出せましたし、今季ここまでで最も良い内容のレースができたとも感じています。次の岡山戦でも、チームスタッフと一緒にマシンのインプルーブを続けていきたいと思います]

大嶋和也選手のコメント

「決勝でのペース自体はわるくなかったと思います。戦略的にも自分たちとしては予定通りに運ぶことができたのですが、似たような作戦を採ってくるライバルもいて、クリーンエア(単独)の状態で走れずに速さを発揮しきれなかった面がありました」

「今週は金曜(予選前日)の走り出しのマシン状態があまりいいとはいえなくて、予選で前に行けなかったことも課題として残ったと思います。今回の流れのなかで見えてきたことをしっかり検証して次の岡山戦に臨み、また上位で戦いたいです」

片岡龍也監督のコメント

「結論から言いますと、今回は予選で前に行けていれば、もっといいレースができた可能性は高かったと思います。持ち込みの状態がもうひとつ決まっていなかったため、そこでの出遅れが予選に響いたところがありました。走行時間も少なく、極めて接近した戦いをしているカテゴリーなので、最初のコンマ数秒差は小さくないですね」

「決勝に関しては、これも結果論で言うなら1ピット作戦の方が良かったのかもしれません。ただ、この暑さのなかで後方グリッドから追い上げていくためにそれぞれに勝負をかけた2ピット作戦でしたし、そのなかでドライバーたちも頑張り、ペース自体も良かったと思います」

「ライバルを次々に追い越していける爆発的な速さまではなかったので、なかなか抜け出せない展開にはなってしまいましたけどね。とはいえ、レースでのパフォーマンスの良さを感じられたことは前向きな要素です。今回の持ち込みの状態がもうひとつだったことの要因をしっかり洗い出して、次戦はレースウイークの最初から上の方で戦えるようにしていきたいと思います」

シリーズランキング

マルケロフ選手:ー位/ーポイント
大嶋選手:13位/6ポイント
チーム部門:10位/6ポイント


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