13周目にレースが再開された段階では、ソフトタイヤでスタートして戦略上ピットインできなかった選手が上位を占めていましたが、セーフティカー走行中にミディアムタイヤからソフトタイヤへ交換して後方に続いた選手が有利な展開となりました。

 Honda勢の中では、12番手からミディアムタイヤでスタートし、10周満了時点でソフトタイヤへ交換した#51ニューウェイは、セーフティカーが入った時点で10番手、タイヤ交換義務を果たした選手の中では実質3番手につけ、スタートで遅れたパロウがその後につけました。

 レース終盤、上位陣はタイヤ交換義務を果たすためピットに入ったことで、すでにタイヤ交換を終えていた選手が一気に順位を入れ替えます。65周目の段階で#51ニューウェイが3番手、パロウが4番手に進出しました。

4位入賞でランキング3位で最終戦のタイトル争いに臨む#64アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)
4位入賞でランキング3位で最終戦のタイトル争いに臨む#64アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)

 レースは68周の予定でしたが、セーフティカーランの影響もあり、1時間30分の制限時刻に達して66周終了時点でチェッカーフラッグが振られて終了。

 #51ニューウェイが初表彰台となる3位、#64パロウが4位、#50ルーカス・アウアーB-Max Racing with motopark)が5位、#15オワードが6位、#1山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が7位に入賞、それぞれシリーズポイントを獲得しました。

Q1敗退で苦戦を強いられながらもランキングトップに立った#1山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
Q1敗退で苦戦を強いられながらもランキングトップに立った#1山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)

 この結果、#1山本は1ポイント差でシリーズランキングトップに立ち、次戦鈴鹿サーキットでのシリーズ最終戦を迎えることとなりました。

■コメント
ハリソン・ニューウェイ(3位)

「もちろんうれしい結果です。僕はこれまでポイントを獲れずにいた数少ない選手のひとりでしたから。これまでを振り返ると、運がよくなかったこともありましたし、解決しなければならないいろいろな問題を抱えていましたが、チームが朝早くから夜遅くまで仕事をしてくれて、いいクルマに仕上げてくれました」

「今回の結果は、いいクルマを用意してくれて、すばらしい戦略で戦わせてくれたチームがあってこそ得られたものです。とても感謝しています。今回は父親(エイドリアン・ニューウェイ)が来てレースを見守ってくれましたが、表彰台に上がるところを見せることができてとてもハッピーです」

ホンダ勢最上位の3位で初ポイント&初表彰台を獲得した#51ハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)
ホンダ勢最上位の3位で初ポイント&初表彰台を獲得した#51ハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)

アレックス・パロウ(4位)

「雨が降らずに本当によかったです。ただ、この週末は予選まではいくつか問題を抱えて、なかなかいい感触が得られませんでした。特にグリップレベルが低く、予選では苦戦しました」

「でもミディアムでスタートしたレースではコンディションが変わったためか、いい感触になりました。スタートでは遅れてしまいましたが、セーフティカーのタイミングで順位を上げることができました。その後は前を走るニューウェイ選手より僕の方がペースはよかったのですが、コーナーごとにダウンフォースが抜けてしまうので、どうしてもオーバーテイクすることができませんでした」

「この結果はシリーズポイントを考えると、とてもうれしいです。鈴鹿のレースではもっと前のポジションからスタートして優勝を争い、チャンピオンシップを勝ち取りたいと思っています」

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