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投稿日: 2019.10.28 11:17

JMS P.MU/CERUMO・INGING 2019スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿 決勝レポート

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スーパーフォーミュラ | JMS P.MU/CERUMO・INGING 2019スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿 決勝レポート

●#38 石浦宏明

「決勝は坪井と戦略を分けることを決めました。自分は、ソフトタイヤで追い上げ、坪井はセーフティカーを想定し、ミディアムタイヤでスタート。自分としては、ひとつでもポジションを上げて行くことを目標としました」

「スタートがうまく決まり、ミディアムタイヤ勢をオーバーテイクしました。自分の近くにソフトタイヤを装着したクルマが2台居ましたが、そのクルマよりも前に行くと決め、それもクリアして行きました。ミディアム勢が7周が終わるとこぞってピットに向かったので、そこから追い上げる作戦でハイペースで攻めました。それが功を奏して6位入賞となりました」

「ハイペースで走れるクルマを作ってくれたチームに感謝したいと思います。今シーズンは、表彰台に上がることができないという過去にない噛み合わないシーズンでした。今回は、予選で失敗さえしなければ良い結果が得られたのではと考えると、しっかり反省をしなければと思います。そして、またその反省を次に活かして頑張りたいと思います」

●#39 坪井翔

「最終戦は、ミディアムが多いのかなと思ってグリッドでソフトタイヤに換えてしまおうかと思いましたが、ミディアムタイヤでスタートしました。結果だけでいうとミディアムは外れたのかなと思います」

「7周でみんながピットに向かっていましたが、自分の目の前のクルマも向かったのでわざと1周遅らせてピットに入りました。この8周目をもっと速く走っていたら、追い上げられたのかなと思います。しかし、良いペースで走ることができたので、3号車の山下選手に追いつきました」

「しかし、右の後輪に異常が生じバイブレーションがひどくなり、タイムが落ち始めました。それでもう戦えなくなりました。タイヤが異常を起こした原因は不明です」

「ルーキーとして参戦した今シーズンは、学ぶ年だと思いました。苦しいシーズンでしたが開幕戦からポイントを獲得できたり、表彰台に上がれたこと、雨の富士は速さを見せられたと思っていますし、たくさん学んだ年でした」

「予選でQ3に進むことができず、前からスタートができなかったということが課題ですが、エンジニアとそのたびに、正解を見つけることができました。わからないままだと前へ進むことができません。来年以降は、結果を求められると思うのでしっかり戦いたいと思います。苦しかったけど、濃い1年でした」

坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)


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