投稿日: 2019.10.29 14:32

UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 2019スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿 レースレポート


スーパーフォーミュラ | UOMO SUNOCO TEAM LEMANS 2019スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿 レースレポート

UOMO SUNOCO TEAM LEMANS
UOMO SUNOCO SF19
#7 Yuichi Nakayama
#8 Kazuya Oshima

大会概要/大会名称
2019年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第7戦 (最終戦 第18回JAF鈴鹿グランプリ)

開催日時
10月26日 土曜(予選)
10月27日 日曜(決勝)

開催サーキット
鈴鹿サーキット国際レーシングコース フルコース(1周5.807km)
所在地:三重県鈴鹿市稲生町7992

◆予選

天気:曇り
コース状況:ドライ
気温:23度(予選Q1開始時)
路面温度:25度(予選Q1開始時)
予選開始:12時25分

 日本で一番速いドライバーとチームを決める『全日本スーパーフォーミュラ選手権』は、2019年のシリーズ最終戦を迎えた。その舞台は今年も鈴鹿サーキットである。

 前戦岡山に続き、UOMO SUNOCO TEAM LEMANSの7号車には中山雄一が搭乗する。今シーズンの自身2戦目、着実な前進を遂げていきたいところだ。

 8号車のエース、大嶋和也は前戦で今季2度目の8位以内入賞を果たしており、いい流れをチームとともに最終戦へとつなげて増幅し、第2戦以来の表彰台ゲットを狙う。

 王座戦線に残って最終戦を迎えることは大嶋もチームも叶わなかったが、最終戦で中山とともにグッドパフォーマンスを見せ、グッドリザルトでのシーズンエンドとしたい。

#7 中山雄一選手
予選結果:18位(予選Q1ベストタイム:1分39秒330)

 前戦同様、3段階ノックアウト予選のQ1は2組分割実施となった。今回はランキング順をベースとして、交互にA組、B組へと割り振られ、なおかつ同じチームの選手は同組にならないよう調整される。

 中山はA組での出走だ。ドライ用タイヤはミディアムのみ使用可能なQ1で中山が刻んだタイムは1分39秒330、 A組9位。Q2進出はならず、予選総合順位は18位になった(Q1でトップタイムの速い方の組が予選総合13位以下の奇数列、もう一方の組が14位以降の偶数順位となるため)。

#8 大嶋和也選手
予選結果:17位(予選Q1ベストタイム:1分38秒098)

 大嶋はQ1のB組に出走、1分38秒098をマークした翌周もアタックを続けた。「かなりいい感じでした」という走りではあったが、それゆえに「攻めた結果」としてスピンを喫してしまい、タイム更新ならず。

 B組9位で予選総合順位は17位となった。とはいえ人車とも好感触であり、これを武器に決勝では戦略も駆使して追い上げたい。

◆決勝

天気曇り:晴れ
コース状況:ドライ
気温:23度(決勝スタート前)
路面温度:26度(決勝スタート前)
決勝レース開始:14時00分(フォーメーションラップ開始)
周回数:43周(約250km)

#7 中山雄一(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)
#7 中山雄一(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)

#7 中山雄一選手
決勝結果:16位(所要時間:1時間15分21秒874、ベストタイム:1分42秒631)

 決勝日もドライコンディション。レインタイヤを使わない限りはソフトとミディアム、両方のドライタイヤを使用する義務が生じるが、このためのタイヤ交換時期は規則で『先頭車が7周を完了した時点から、先頭車が最終周に入る前まで』となる。

 中山はスタートタイヤにソフトを選択して、18番グリッドからのスタートに臨んだ。ソフト装着発進からなるべく終盤にピットインする作戦の中山、ほぼ同じ意図をもつマシンが自身を含め7台いた。ミディアム発進組やレインタイヤ発進の奇策を取った1台が8周終了時までにピットストップを消化し(*レイン発進車は1周目)、中山らソフトでスタートした7台が上位を占める見た目となる。暫定的な順位ながら、中山は6番手だ。

 26周目からトップ7のピットインが始まる。中山より先にピットしたマシンがいたため、50号車にはパスされるも一時4番手へ。そして33周終了時にタイヤ交換&給油。

 ミディアムを履いての終盤は16番手での走行となり、そのままゴールへ。全車完走(完走扱い含む)のタイトな展開のなかで、予選からの2ポジションアップを果たした。

#8 大嶋和也 (UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)
#8 大嶋和也 (UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)


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