レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

投稿日: 2021.04.25 22:18
更新日: 2021.04.25 22:36

トヨタ 2021スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿 レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーフォーミュラ | トヨタ 2021スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿 レースレポート

2021年全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦鈴鹿

平川亮が2位表彰台獲得でランキング2位に浮上
関口雄飛4位、宮田莉朋6位、坪井翔が7位。
代役として初出場のジュリアーノ・アレジが9位入賞

 スーパーフォーミュラの第2戦が鈴鹿サーキットで行われ、4番手スタートの平川亮(carenex TEAM IMPUL)が2位表彰台を獲得。関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)が4位。宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)が6位、坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)が7位、今大会代役参戦でスーパーフォーミュラ初出場となったジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)が9位に入りポイント獲得を果たしました。

 スーパーフォーミュラの第2戦が4月24日(土)、25日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。今大会は、FIA世界耐久選手権(WEC)出場のため中嶋一貴と小林可夢偉が欠場。また、サッシャ・フェネストラズも入国制限のため出場できず、代役としてジュリアーノ・アレジがKuo VANTELIN TEAM TOM’Sの36号車、小高一斗がKCMGの7号車、中山雄一がKONDO RACINGの4号車をドライブします。

 前大会から3週間のインターバルで行われた今大会は、新型コロナウィルス感染症の影響で開幕が遅れた昨年を除き、例年スーパーフォーミュラの開幕戦として行われてきた鈴鹿での、2年ぶりの春開催となりました。また、スーパーフォーミュラ・ライツに加えて2輪の全日本スーパーバイクも同一イベントで行われる“2&4”としても2年ぶりの開催となり、本格的なモータースポーツシーズンの到来を感じさせるイベントとなりました。

 イベント広場では発表されたばかりのGR 86に加え、GRスープラ、GRヤリスや、各メーカー車両、2輪車なども数多く展示され、天候に恵まれた鈴鹿サーキットに集まったモータースポーツファンのみなさまの注目を集めていました。

予選

 24日(土)午後3時10分より、ノックアウト方式の予選が行われました。フリー走行が行われた午前中に比べると、空にはやや雲がかかり、風が強くなってきたものの、気温21度、路面温度27度と過ごしやすいコンディションでアタックが繰り広げられました。

 Q1は2グループに分けて実施し、それぞれ10分間のアタックで上位7台がQ2へと進出。A組では平川がトップタイムをマーク。今回代役として初めてスーパーフォーミュラの予選に挑んだアレジが2番手と好走を見せました。国本雄資(KCMG)が4番手、坪井が5番手につけQ2へと進出。大嶋和也(NTT Communications ROOKIE)は最後の最後にライバルに上回られ8番手。9番手の中山とともにQ1敗退となりました。

 B組ではチェッカーが振られたあと激しく順位が入れ替わるアタック合戦となりましたが、関口が2番手。山下健太(KONDO RACING)が最後に6番手に飛びこみました。好走を見せながら最終コーナー付近でほかの車両にひっかかりタイムをロスした宮田は7番手で辛うじてQ2へ進出。阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING)は惜しくも8番手、小高が9番手でQ2進出はなりませんでした。

 Q2では関口が1分36秒台に入れ4番手。アレジが5番手につけ、初のスーパーフォーミュラながらQ3進出。平川は6番手、宮田が8番手で続き、トヨタ勢は4台がQ3へと進むこととなりました。坪井は11番手、国本が13番手、山下は14番手でグリッドが確定しました。

 午後4時を過ぎましたが、日差しが路面を照らすようになったQ3でも、各車終盤ぎりぎりのアタックで、チェッカー後にタイムが塗り替えられていきました。Q2までのタイムを塗り替えた平川がトヨタ勢の最上位となる2列目4番手。宮田が6番手、関口とアレジが7,8番手で4列目から決勝レースのスタートを切ることとなりました。

2021スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿 宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)
2021スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿 宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)

■次のページへ:決勝レポート


関連のニュース