ピットアウトした石浦だが、すぐにGT500やGT300の車両が入り乱れた集団のなかに入ってしまう。ここで11番手の#24 GT-Rをかわそうと奮闘していた石浦だったが、逆に#19 LC500にかわされてしまうなど、目まぐるしく順位が変わっていく。石浦は#16 NSX-GTを34周目にパス、さらに57周目には#24 GT-Rをかわしポジションを上げたものの、そこからはなかなか順位を思うように上げていくことができない。

 舞台であるオートポリスは非常にコースレイアウトがタイトであり、ZENT CERUMO LC500は燃料流量リストリクターが制限されていることもあり、村田卓児エンジニアによって得意のコーナリングスピードを活かすべくセットアップされていたが、このラウンドのように各所でバトルが繰り広げられ、前に詰まってしまう状況ではコーナリングスピードを活かすことができない。石浦にとっては苦しい展開となってしまったが、それでも51周目に#1 LC500がストップしひとつポジションを上げ、なんとか踏ん張り9位でチェッカーを受けた。

 これで2ポイントを獲得し、苦しいなかでも最低限の結果を得た……と思っていたのもつかの間。レース後、予選に続きまたしてもLEXUS TEAM ZENT CERUMOのリザルトに変更が加えられることになった。立川が#87 ランボルギーニと接触したことが原因だ。

 この接触自体はペナルティではなく、警告を示す黒白旗だ。しかし、SUPER GTのスポーティングレギュレーションには『同一競技会で2回以上「危険なドライブ行為(黒白旗提示)」と判定された場合は罰則が課せられる』と定められており、立川のウォームアップ走行での接触と、レース中の接触の2回で36秒加算のペナルティとなってしまったのだ。

 結果的に、ZENT CERUMO LC500の順位はひとつ繰り下がり10位となった。かろうじて1ポイントを得たことはレース展開を考えれば幸いではあったが、もう少し大きなポイントを得なければチャンピオンの道は遠い。LEXUS TEAM ZENT CERUMOは7月22〜23日に開催される第4戦スポーツランドSUGOでのレースに向けて、テストでZENT CERUMO LC500のパフォーマンスをさらに突き詰めていく。

スーパーGT第3戦オートポリスのグリッドでのシーン
スーパーGT第3戦オートポリスのグリッドでのシーン

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