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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.07.27 22:04

GOODSMILE RACING & TeamUKYO スーパーGT第4戦SUGO レースレポート

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スーパーGT | GOODSMILE RACING & TeamUKYO スーパーGT第4戦SUGO レースレポート

■7月24日(日)
衝撃的な幕切れ。決勝は7位完走

 SUGOの天候が変わりやすいのは毎年のことだが、今年もやはり天候に悩まされた。日曜のサーキットは朝から小雨模様ながら、天気予報によると10時には雨が止むとのこと。しかし予報と裏腹に雨脚は強まり、練習走行ではウェット宣言が出され、レインタイヤに履き替えての走行となった。チームは決勝スタートまでに雨が止むと読み、終了時間を待たずにピットインして決勝に備えた。

 午後2時の決勝レーススタートまで、小雨が降ったり止んだりという状況が続く。路面はサポートレースのFIA-F4シリーズでレコードラインは乾きつつあったが、それでもドライコンディションにはならない。今年もタイヤチョイスで悩まされたが、スタート直前に雨はほぼあがり、全チームスリックタイヤでのスタートとなった。片岡選手がスタートを担当する。

 レーススタート直後、1周目に7位にポジションアップするが、4位から7位までがほぼ同じペースで走行しており、コース幅が狭く抜き所の少ないSUGOでは各車なかなかオーバーテイクできずに膠着する。片岡選手の安定したドライビングにより前の車輌とのギャップが広がることはなく、アクシデントも起きずに好ペースでラップを消化していた。

 レースが動いたのは23周目。GT300のマシンがコースオフし、回収のためにセーフティーカー(SC)がコースインする。昨年のSUGOのレースではSCコースイン中にピットインする車輌が殺到した結果、ピット出口が大渋滞して揃って周回遅れになるという珍事が起きた。この事態が原因で、今年からはSC中のピットインが禁止されている。しかしSC解除のタイミングで各チームが一斉にピットインする可能性があり、結局そこで昨年同様のピット渋滞が発生する事が懸念されていた。片岡選手と河野チーフエンジニアは無線でピットインのタイミングを話し合い、チームはそれでもSC解除後すぐにピットインする決断をした。


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