クイックなコーナリングと、ピットストップ時間の短さが武器だったJAF-GT車両にとっては速さを抑制する方向での性能調整変更となるが、SUGO戦までの速さに対し、JAF-GT陣営内からも「レースの盛り上がりを考えると速すぎる」という声が出ていた。鈴鹿テストあたりから話が出ていた調整ではあるが、導入される富士でどういった戦力差になるのか、要注目だろう。

 また、ブランパンGTシリーズのBoPを採用しているGT3車両に対しても、第2戦とは異なるBoPテーブルが適用されている。第2戦と比較して軽減となっているのは、アウディR8 LMS(BoP=5kg減)、ランボルギーニ・ウラカンGT3(BoP=5kg減)、ポルシェ911 GT3 R(BoP=15kg減)。

 一方、メルセデスベンツAMG GT3は車重が20kg軽くなっているが、リストリクターが第2戦=36.0mm x 2から、第5戦=34.5mm x 2となっている。また、最大過給圧もBMW M6 GT3、フェラーリ488 GT3は第2戦と数値が異なっている。

 第4戦SUGOではコース特性ともあいまって、JAF-GT勢が強烈な速さをみせてきたGT300。今後のシリーズの流れをうらなう上でも、大きな変更となるかもしれない。

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円