昨年上位争いを演じた富士であるが今シーズンは各車非常に拮抗しており、予選から激しく僅差で争うのは必至。シーズン出だしの遅れをこの間に細部まで1つ1つ検証してデータを解析し、更にクルマを速くするべく仕上げてきた。積み重ねてきた力を発揮できれば予選上位も期待される今回の富士。

 決勝でのピットストップは2回あり、前回の岡山戦も見てもインラップ~ピット作業~アウトラップの一連の流れの速さに定評があるDENSO KOBELCO SARD LC500。コース上での戦い、天候や運も含めて戦略や判断などチームの総合力によって大きく勝負が左右される第2戦富士。チーム一丸となって剛毅果断に勝利を目指していった。

 3日(木・祝)午前中の公式練習走行は、雨の後の濃霧の影響で予定された時間帯での走行はサーキットサファリも含めキャンセル。午後の12時50分から13時20分の30分で公式練習走行が行われることとなった。

 気温21度/路面温度32度とこの季節としては若干肌寒いコンディションの中、ヘイキがソフト系のタイヤを装着してコースイン。混雑するコースコンディションの中でベストタイムの刻むのは難しいものがあったがクルマのバランスやフィーリング的には問題ないとのドライバーコメント。

 6周を終えてピットインした際にフロントホイール内側から出火したが大事にいたらず。その後、セット調整を施して再びコースインしたヘイキが4周にわたって問題なく走行。11周目からは第2ドライバーを務める坪井が4周ほど走行。少ない時間の中で光る走りを見せた。

 ヘイキの3周目にマークしたベストタイム1分31秒630にとどまったが、大きな問題なく全体的なフィーリングは良い感触となった。公式練習走行はトータル14周と少ない走行時間ではあったがタイヤ選択も含め、有意義な公式練習走行となり、1セッション20分間でタイヤ2セットまで使用できる公式予選への準備を無事に整えた。

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