■ヘイキ・コバライネン
「これまで不調であったが細かいことまで見直した結果、シーズンの早い段階のこの富士で正常に戻せてクルマのフィーリングも良くブリヂストンタイヤも非常に良かった。最初のスティントは非常に気持ちよく走れたよ。富士は相性が良いんだ。自信をもって攻めることができた」
「これはこれまでファクトリーで作業も含めてエンジニアやメカニック達のハイレベルな仕事のおかげ。それとショウは驚くべき走りだったね。決勝まで少しの走行時間しか無かったけど素晴らしペースで安心してモニターを見てた」
「最後の私のスティントではNEWタイヤで、23号車のアウトラップとそれに続く数周はついて行くことが出来なかったけど、2位表彰台という結果には満足している。僅かな事で流れが変わってくる現在のSUPER GTは非常に難しいけど、このままの流れを維持して次の鈴鹿で勝利を目指していくよ」
■坪井翔
「決勝まで余り走る時間が無くて自分のスティントを待つまでは心臓バクバクで緊張してました。でもチームの皆さんが乗る前に緊張をほぐしてくれて、自分のするべきことをやってやろうという気持ちで乗り込みました」
「アウトラップも無我夢中でプッシュし、GT300車両の処理も彼らのことはよく分かっているのとヘイキさんからのアドバイス通りにしたら巧くいきました。ですので途中のペースも安定して走れました。自分としては良い仕事ができたし、代役の責任も果たせたかなと思います」
「クルマを降りた後はもっと乗っていたかったと思っていました。次の鈴鹿では25号車に戻りますが、今回経験できたことを活かして、しっかりとやっていきたいと思います」
■総監督 佐藤勝之
「厳しい今シーズンの始まりでしたが、この富士戦に向けて総力を挙げて改善に取り組んできた結果、復調できたことが2位表彰台という結果に加えて今後に向け非常に喜ばしい事になりました。決勝で二人のドライバーがとても素晴らしい走りで速さを見せてくれて頼もしさを感じました」
「今シーズンは各車拮抗しているので、これからより一層、過酷で厳しい戦いに入っていくと思います。次の鈴鹿へ向けてこの良い流れを維持し、さらに上を目指して、しっかりと自分たちの現状分析をして対策を講じていきたいと思います。引き続き御声援のほどよろしくお願い申し上げます」