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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.05.14 11:27

31号車TOYOTA PRIUS apr GT スーパーGT第2戦富士 レースレポート

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スーパーGT | 31号車TOYOTA PRIUS apr GT スーパーGT第2戦富士 レースレポート

嵯峨宏紀選手

「明日の午前中は、#31の選手紹介にご期待ください。午後は、#31の表彰台にご期待ください。その2点を完璧にやり切るのが、応援くださっている皆さまへの僕の使命ですので」

平手晃平選手

「高速パワーサーキットでGT3が得意としている中、これ以上ないアタックで7番手には、納得しています。決勝は、あわよくば表彰台、確実に5位以上が狙えるように作戦含めてチーム一丸で明日は挑みたいです」

金曽裕人監督

「富士ではこの順位でも100点。さすが平手選手と思わせる渾身のアタックであり、久しぶりにそれを間近で見れた事が、ファンの皆さまも今日は満足ではないでしょうか。前回の岡山では、平手選手が戦わずしてリタイア。そのこともあり、我々は決勝に向け、完璧なマシンを先ずは用意することが絶対である」

31号車TOYOTA PRIUS apr GT

決勝レース(110周) 5月4日(金・祝)14:40~

 前日の午前中の荒天がまるで嘘のように、決勝日は朝から爽やかな天候に恵まれることとなった。ここまで1周も走っていないドライバーで大半が占められるため、普段は20分間のウォームアップは25分間に拡大。
 
 ここで初めて嵯峨選手が走行し、平手選手が仕立てたセットの確認を行い、やがてドライバー交代の練習も兼ねて、後半の7分間は平手選手が走行した。ちなみに嵯峨選手は1分39秒125をマークし、平手選手は1分39秒511をマーク。決勝を想定したターゲットタイムは、ふたりとも難なくクリアした。

 スタート時の気温は18度、路面温度は36度と想定していたよりは高めだが、ウォームアップの感触ではレンジを外していないのは間違いない。期待を抱いてスタートを切った平手選手は、オープニングラップのうちにふたつ順位を上げて、5番手からレースを開始する。2周目には4番手に浮上した平手選手は、続いて3番手にも迫って激しいバトルを繰り広げ、17周目の1コーナーで3番手に。これが久々に走るGT300の決勝とは思えぬ、ハイパフォーマンスを披露してくれた。

 そして31周目に、嵯峨選手にバトンタッチ。タイヤを4本換えてなお素早い作業によって、それまで2番手を走っていた車両の前に出たものの、コールドタイヤでガードし続けるのは困難と、嵯峨選手は瞬時に判断。すぐに再逆転を許したのは、やむを得まい。しかし、その車両が55周目にエンジントラブルでコース脇にマシンを止めたこともあり、嵯峨選手はついに2番手に躍り出ることとなる。

 そして71周目に最後のピットストップを行い、再び平手選手が#31 TOYOTA PRIUS apr GTをドライブ。ここではタイヤ無交換として、ロスを最小限に。トップをとらえることはできなかったものの、これで後続には十分なマージンを築き上げることとなった。その後の平手選手は、まったく危なげない走りを見せて、2位でフィニッシュ。今シーズン初の表彰台に、嵯峨選手とともに立つこととなった。

 しかし、そのまま余韻に浸り続けているわけにはいかない。わずか2週間余りで、次の戦いを迎えるからだ。舞台を鈴鹿サーキットに移して5月19~20日に行われる第3戦、もちろん目指すは表彰台の中央である。

決勝後コメント


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