8/7(日) 決勝14:40~ 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:35℃ 路温:50℃

 迎えた決勝日、焼けつくような真夏の陽射しのサーキット。前日からの良い流れで走り始めたLEON CVSTOS AMG GT。決勝に向けて、タイヤ・車両のバランスなどを確認する。そんな中、黒澤選手が車両の微細な異常に気付き、それを注視するようにピットへ無線が入る。チームは、トラブルに翻弄されることなく落ち着いて対応し、決勝を見据えてプログラムを進める。

決勝 14:40~
 決勝レーススタートは黒澤選手が担当する。パレードラン、フォーメーションラップが終わり、レースがスタート。黒澤選手はレース後半の展開を見据え、ペースをコントロールしレースを進める。スタートから11周を終えたころには11位まで後退してしまったが、16周目にクラッシュによりセーフティカー導入となり、前の車両とのギャップが帳消しに。23周目にセーフティーカーがピットに戻りレースが再開され、このタイミングでピットイン。即座に給油、スムーズなドライバー交代。そして、左側のみタイヤを交換しコースへ復帰。

 その後、ライバル達が続々とピットへ入る中、破竹の勢いでコースを快走するLEON CVSTOS AMG GT。ピットインのタイミングの読みが見事に当たり、ピット作業を行っていない車両を除くと実質の2番手にまでポジションアップを果たしていた。蒲生選手はストレートが伸びないマシンをライバル達に抜かれまいと必死にブロックしながら走行するも、軽量なJAF-GT車両、そして最高速が抜きんでているターボ車両に抜かれてしまい、ポジションダウン。全力で抵抗したが歯が立たない。

 それでも前を走る車両に喰らいつきながら走行を重ね、残り6周となったとき蒲生選手から悲痛な無線が届く。「何か壊れたかもしれない。」モニターに映し出されたのは、スローダウンしラインを他車へ譲るLEON CVSTOS AMG GTの姿。56周目、トラブルによりピットイン。そのままレースを終えてしまった。結果は完走扱いの23位となった。

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
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