公式予選 Q1 14:25~14:40
Q1は蒲生選手に託された。アタックのタイミングを見計らってコースイン。昨年からレギュラードライバーとして起用されて以来、様々な経験を積んできた蒲生選手に、チームからの不安は全くなかった。
台数の多いQ1で、危なげなく自分のスペースを確保し、アタックを敢行。公式練習でのベストタイムから約0.5秒も短縮させ、1’38.265を記録。その後、赤旗によりセッションが中断され、数分を残し再開されるも、LEON CVSTOS AMG GTはピットの中でステイ。結果、予選Q1を5番手で突破しQ2に駒を進めた。
公式予選 Q2 15:10~15:22
盤石の体制で黒澤選手が挑む。台数の少ないQ2では自分のスペースが見つけやすいが、ストレートの長い富士ではそれが不利となる場合もある。最高速を伸ばす鍵であるスリップストリームを利用出来るチャンスが減るからだ。
黒澤選手は最大限のパワーを引き出そうとLEON CVSTOS AMG GTに鞭を打つが、タイムは1’38.534。結果は7番手。明日の決勝は、7番手からのスタートとなった。苦戦を強いられてはいるが前回菅生とは明らかに違う。良い流れをつかんでいることを、チームの全員が感じていた。