──やはりNSXにとって暑さはウイークポイントですか?

「そうだね。暑いとやはりエンジンのパワーを発揮できない。逆に、気温が低くなると僕らのエンジンは強力なんだ。いちばん速いくらいだよ。今日みたいなコンディションでは、ニッサンがとても速いね。コーナーの立ち上がりは、まるでGT700クラスだよ(笑)。クレイジーなほど速いよ。僕たちのクルマはコーナーが速い。ストレートではレースにならないね」

──今回はバージョンアップしたシーズン2基目のニューエンジンを投入しましたが、進化を感じましたか?

「とても暑い上に長いレースだから、回転数を上げすぎないように気遣って走っていたんだ。だから進化を比較するのは難しい。SUGOではエンジンが良いパワーを持っていることを期待しているよ。でもたしか燃料リストリクターのハンデがステージ3になるから、きっと厳しいね」

──8戦中5戦を終えましたが、40ポイントで関口雄飛選手と並び、KeePer TOM’S LC500に次ぐ2位です。チャンピオンシップの展望は?

「チャンスは十分あるよね! もっとポイントを稼げたのにと感じたレースが何度もあったから難しさもあるけど、チャンピオンシップを争うには、ウエイトと燃料リストリクターが厳しくなっても戦える強さが必要だ。選手権ポイントは、今はかなり僅差になってきている。でもそれは、例えばこのレース前まで36号車(au TOM‘S LC500)は軽かったから速かったけれど、次はかなり重くなるから今回のようにはいかないはず。ヘイキ(コバライネン)と(小林)可夢偉もタイではとても速かったけど、今回は11位だった。スーパーGTにはそういう難しさがある。毎戦毎戦、レースに集中して最大限にアタックしなくてはいけないんだ」

「僕にとってはまだ学ぶことがたくさんあるけど、クルマのことはだいぶわかってきたから、SUGOではいいレースがしたいね。オートポリスもホンダにとっては相性のいいコースだし、ウエイトも半分になる。最終戦のもてぎはニッサンがとても速そうだから、ちょっと難しいかもしれない。だからSUGOとオートポリスでたくさんポイントを取っておきたいね。そうしたらきっと戦えるよ」

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