今回66キロのハンディウエイトを背負いながらQ1と突破できて、レースでもミスなくプラン通りに戦えたことは良かったと思います。この富士でのレースで戦闘力がなかったのはMCのキャラクターを考えたら仕方がないところで、BOPによってピットでの武器がなくなってしまったことが、入賞のチャンスが潰えた要因になったと思います。

 ただ苦手な富士でのパフォーマンスとしては絶望的ではなかったし、次戦の鈴鹿1000kmレースはMCが得意な中高速コーナーがたくさんあり、またピット回数が多い分、戦略を考えれば前にいけるはず。今回で分かった通り、ウエイトを積んだMCはトラック上では抜かれるだけのマシンなので、予選上位が絶対に必要。

 シリーズを考えると次戦の鈴鹿が非常に重要なレースになることは間違いなく、さらに速さに磨きをかけなければなりません。ただ、この富士でいいリズムで戦えたことは次戦に向けては良かったと思います。

【松井孝允 RD5 富士コメント】
 第5戦の富士ラウンドではウエイトも重くかなり厳しい戦いになると思いサーキットに入りました。フリー走行ではテストメニューがいくつかあったのですが、トラブルにより消化できずにトラブルシューティングで終わることになってしまいました。

 その中、サーキットサファリで出番が回ってきて、テストを引き続き行っていきました。そこで予選に向けては武士さんがQ1を行くことになり自分のパートQ2で速く走ることに集中しました。

 Q1を無事に通過してくれたので、Q2はいつも通りタイヤの100%を引き出すことだけを考えて走りました。タイムで武士さんに負けたので次の鈴鹿では負けないようにします!

 決勝はプラン通りタイヤ無交換で最後まで走り切ることができたのですが、もう少しプッシュしても良かったことが分かりタイヤを使い切るという部分ではまだ足りないと感じました。次の鈴鹿では車、タイヤのすべてを使い切って結果を出していこうと思います。

今回もたくさんの応援有難うございました。次の鈴鹿が今年のチャンピオンシップを争う上で重要な1戦になりますのでしっかりと準備して挑みますので応援よろしくお願いいたします。

本日のレースクイーン

奥西はつみおくにしはつみ
2025年 / スーパー耐久
AutoLabo Lady
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円