□GTA公式テスト
■3月19日(土):曇り
開幕を3週間後に控え、今シーズンを占う重要なテスト初日。雨は上がったものの路面は濡れたままのウェットコンディションで気温15度/路面温度17度の中、9時30分からセッション1が始まった。まずはGT参戦2年目のシーズンを迎えるヘイキがウェットタイヤでコースイン。路面状況が刻々と乾いていく方向に変化していく中で、数種類のウェットタイヤを確かめた。15周目から平手がステアリングを握り、同じくウェットタイヤの感触を確かめ、23周目に1分27秒796の2番手タイムをマーク。27周目からヘイキが再びステアリングを握り、32周目からはドライタイヤでの走行となった。ヘイキも35周目には1分20秒730のその時点で2番手タイムをマークするなど気を吐いた。サーキットサファリの時間帯は平手がバスが退去した後にベストタイムをマークするなど好感触でセッション1を終え、トータル57周の走行となった。
午後のセッション2は完全に乾いて気温18度/路面温度20度のドライに。このセッションはヘイキのみの走行プログラムを立て、何種類かの新品ドライタイヤのフィーリングをチェックした。14周目に1分19秒955とその時点で3番手タイムを刻む。タイムの出し方にも磨きがかかってセクターベストを揃えてきたヘイキ。精力的にタイヤテストプログラムをこなしていった。36周目には自己ベストを更新する1分19秒559のタイムをマーク。10分間の単独走行では6周を走行。セッション2はトータル64周の走行となり、初日、DENSO KOBELCO SARD RC Fは1分19秒559の4番手タイムをマークする、まずまずの走り出しとなった。