「当然、金曜日の走り出しの持ち込み(セットアップ)が重要になる。土日は予選とレースだけなので、セットアップをいろいろと確かめている時間はない。金曜日のフリー走行で、週末の流れが決まるので、すごく大事ですよね」

 立川の言葉を補足するように、現在ラインキング9位につけるS Road CRAFTSPORTS GT-Rの本山哲も最終戦もてぎの難しさを語る。

「今のスーパーGTはタイヤのチョイスがその日のコンディションに合う、合わないというのがキーポイントになっていて、上手く合えば2日間ともいいレースができるだろうし、タイヤチョイスが外れると2レースとも外してしまうので、どういうタイヤをもてぎに持って行くか、そこが一番のポイントになると思う」

GT500で今、もっとも勢いのあるチームのひとつ、WAKO’S RC F。エース大嶋のパフォーマンスは他を圧倒し、脇阪監督の下、かつての名門が復活の狼煙を上げ始めた。
GT500で今、もっとも勢いのあるチームと言えば、このWAKO’S RC F。エース大嶋のパフォーマンスは他を圧倒し、脇阪監督の下、古豪が復活の狼煙を上げ始めた。

 ランキング上位のドライバーとしては、土曜日に40~50kgのウエイトハンデを搭載してレースをして、その翌日にウエイトハンデ0kgでいきなり予選セッションを行う難しさがあると思われるが、意外とそこは「ドライバーとしては軽くなる分の違和感は、ほとんどないと思う」(立川)、「ドライバーとしては何も大変な面はない」(本山)のだという。

ベテランの本山と今季のルーキーでイキのよい走りを見せる千代を擁するS Road GT-R。ニッサン陣営として4台目の優勝がかかる。
ベテランの本山と今季のルーキーでイキのよい走りを見せる千代を擁するS Road GT-R。ニッサン陣営として4台目の優勝がかかる。

■攻めと守りのバランスが問われる土曜日の戦い

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