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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.11.30 11:56
更新日: 2018.08.16 16:07

K2 R&D LEON RACING スーパーGT第3戦/第8戦もてぎ レースレポート

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スーパーGT | K2 R&D LEON RACING スーパーGT第3戦/第8戦もてぎ レースレポート

11/13(日)
予選8:40~
天候:晴れ/路面:ドライ
気温:11℃/路温:13℃

決勝13:30~
天候:晴れ/路面:ドライ
気温:20℃/路温:26℃

Rd.8 公式予選8:40~8:55

 昨日の予選と同じく、15分間の一発勝負。今シーズン速さを見せ続けている蒲生選手によるタイムアタックが開始された。

 各車一斉にコースイン、タイヤに熱を入れていく。タイムに大きな動きが出始めたのは開始からおよそ9分後。ライバル達がレコードタイムを更新していく。蒲生選手もセッションを5分残した時点で本格的にアタックを開始。1’46.830を記録し、LEON CVSTOS AMG-GTの名をトップへと押し上げる。

 さらにタイムを縮められる勢いを見せるが、グリップ感の低下を感じた蒲生選手は無理することなくピットイン。午後の決勝レースに向けてタイヤを温存する。惜しくもセッション終了30秒前にタイムを更新されてしまい、2番手にポジションダウン。ポールポジションは逃したが、サーキットへ示したK2 R&D LEON RACINGの存在感はかなり大きいものとなった。

Rd.8 決勝 13:30~

 スーパーGT2016シリーズ最終戦。スタートは黒澤選手に託された。2番手のポジションから危なげなくスタートした黒澤選手は、他の追撃を受けるどころかトップへと果敢に襲い掛かる。

#65 LEON CVSTOS AMG-GT
#65 LEON CVSTOS AMG-GT

 しかし、オーバーテイクポイントの少ないツインリンクもてぎで、相手取ったのはJAF-GT車両。性能調整によりスピードがそぎ落とされたLEON CVSTOS AMG-GTだが黒澤選手はその弱点を感じさせない程の勢いを見せる。

 チームはその勢いを途切れさせないよう、GT500クラス車両の波にのまれタイムロスする直前にピットイン。給油、そしてタイヤは左側2本のみの交換。蒲生選手へとドライバーチェンジし、最短でレースへと復帰させる。

 タイヤ無交換でレースを進めるチームに一時パスされる場面もあったが、上位陣がピットストップを済ませた時点で3番手を走行。

前走車両は目の前。必ず蒲生選手が抜く、チーム内だけでなく、サーキット中が確信した直後、蒲生選手から悲痛な無線が入る。車両トラブルだった。

 ペースダウンを余儀なくされたLEON CVSTOS AMG-GTは最後は自力でピットに戻る事すら不可能であった。そこでレースは終了。コース上でチェッカーを受ける事なく、2016シーズンを終える事となってしまった。

 開幕戦での圧倒的な勝利から始まり、思うようなレースが出来ず苦戦した中盤戦、そして最終戦でのトラブル。2016シーズンはドライバーランキング12位、チームランキング13位と悔しい結果で終えることとなった。


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