Q:逆に、日本の自動車メーカーからDTMについての問い合わせはありましたか?
FK:現時点ではないよ。しかし、共通のイベントレースが開催されるとなれば、おそらく日本ではタイヤはフリー、ドイツではワンメイクで開催されるのではと思っている。ドイツでイベント開催が決定したら、日本の自動車メーカーから問い合わせが入るだろうね。

Q:スーパーGTにおいてのタイヤコンペティションの重要さや、役割についてはどう思われますか? また、DTMにも将来採用されるべきシステムなのでしょうか?
FK:DTMではコスト面から、日本のようにタイヤを自由化せず、あえてワンメイクを採用しているんだ。全24台が同じタイヤを装着し、平等な条件で戦うことに面白さは充分あると思っている。私はハンコックへ移籍する前にブリヂストンに長らく勤務していたこともあるから、日本のスーパーGTにおける“タイヤ開発戦争”のこともよく知っている。タイヤによってレースがかなり左右され、エキサイティングな展開になることもよく理解しているんだ。もちろん、日本で使用されているタイヤの情報は得ており、素晴らしいクオリティのものだということも知っているけど、DTMではタイヤレギュレーションを日本と同じ規定にすることは難しいだろう。

Q:ドイツの自動車メーカーが、今後スーパーGTへシリーズ参戦することは予想できますか?
FK:難しいだろう。ドイツメーカーはDTMのレギュレーションに対応するマシンを作ることや、数多くの会議で手いっぱいの状況で、サプライヤーの立場から見てもその多忙さが良く分かるくらいなんだ。ただ、もしも日本へ行くとするならば、現在DTMに参戦しているチームではなく、スーパーGT専用の別部隊を作り、DTMよりも縮小したチーム体制になるのではないかと予想している。

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