F1ニュース

2016.05.06

財政難のザウバー、インシーズンテストを欠席。給与支払いにも再び遅れ


 5月17、18日に予定されているスペイン バルセロナでの合同テストをザウバーが欠席することになった。財政的に苦しんでいるザウバーは、3カ月連続で従業員へのサラリー支払いが遅れたといわれている。

■4月も給与を予定日に支払えず

 ザウバーは今季特に資金不足に苦しんでおり、2月と3月に給与支払いが1週間程度遅れたが、4月も予定日に払い込みがなされなかったと伝えられている。ザウバーは現在、全従業員に支払いを行うための解決策を探っているという。

 チーム代表のモニシャ・カルテンボーンは、新スポンサー探しに奮闘しているが、問題はいまだ解決していない。ザウバーは、シーズン開幕直前にはテクニカルディレクターのマーク・スミス、4月末にはヘッド・オブ・トラックエンジニアのティム・マリヨンを失っている。

 チームマネージャーのビート・ツェンダーはロシアGPで、チームが非常に厳しい状況にいることを認めた。

「今、財政面で苦しんでいる。それは誰の目にも明らかであるが、今も参戦できているのはポジティブなことだ」

「すべての問題を解決するため努力しているが、簡単ではない」

「今年の予算は非常に多額で、スポンサーからの入金額とバーニー(・エクレストン)から入る収入ではまかなうことができずにいる」

 ツェンダーは、スイスに位置するザウバーは、為替レートの変化によって損失を被ったとも説明している。

■バルセロナテスト欠席の理由

 スペインGPの後の火曜と水曜にはF1合同テストが開催されるが、これに参加しないことをチームは明らかにしている。

 理由をふたつ挙げ、「ひとつはスペインGPではアップデートを投入しないこと、ふたつめは条件を満たす若手/テストドライバーがいないこと」であるという。

 今年はスペインGP後とイギリスGP後の火曜水曜にテストが開催されることが決まっており、レギュレーションでは、4日間のインシーズンテストのうち最低2日間は若手ドライバー(グランプリ経験2戦以内)のトレーニングテストに当てなければならないと定められている。

 金銭的な問題でマシン開発を思うように進められずにいるザウバーだが、スペインGPではフェラーリのアップグレード版エンジンを使用する予定となっている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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