■同士討ちのハミルトンとロズベルグ、どちらが悪い?
メルセデスのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグはオープニングラップでクラッシュし、リタイア。共に今回最低点の4点という評価になった。

ハミルトンは今季3回目のポールポジションを獲得した。
「金曜には苦労していたが、ロズベルグのセットアップに合わせたことでマシンが改善、ポールポジションを獲得した。しかしよかったのはそこまでで、決勝1周目のターン1でロズベルグに出し抜かれ、その後突然パワーが低下したロズベルグに仕掛けようとしてクラッシュした。一瞬あいただけの隙間に飛び込み、ハミルトンは大きなつけを支払うことになった」

ロズベルグは2番グリッドからスタート直後にトップに立っていた。
「ポイントリーダーのロズベルグは金曜からずっと優勢だったが、予選Q2以降、ハミルトンの後塵を拝した。決勝オープニングラップのターン1で大胆なオーバーテイクを実行、トップに立ったものの、その後、パワー低下のためにハミルトンに追いつかれた」
「ジャック・ビルヌーブはロズベルグの防御は“容赦がなさすぎた”と述べている。ロズベルグは今回ハミルトンに勝たなければならないと思っていた。だが、結果的にメルセデス全体にとって非常にダメージが大きい結果となった」
※他ページの内容
■スペインGP 全ドライバーへの評価点
■スペインGP 満点&9点の4人は……
■マクラーレン・ホンダ:現体制初のQ3は達成したが……