FIAはアクシデントの際のデータ収集のため、ドライバーの身体的状態をチェックするバイオメトリック(生体)装置を導入することを計画している。このデバイスは今シーズン中にテストされる見込みだ。

 オーストラリアGPでのフェルナンド・アロンソの高速クラッシュの調査において、アクシデント・データ・レコーダー(ADR)およびイヤホンに内臓された加速度計に加え、今シーズンからマシンに設置されたハイスピードカメラのデータが初めて活用された。

 今年は各車に1/100秒の速度で記録するカメラがドライバーに向けて設置されている。このカメラにより、アロンソのヘルメットがクラッシュの際、ヘッドレストの左内側に2回当たっていることが分かり、そのことは加速度計からも裏付けられている。

 FIAのリサーチパートナー、モータースポーツ・セーフティ・グローバルインスティテュートは、「305km/hの衝撃から、アロンソのマシンは3Gの減速を行い、空中を舞ったが、ドライバーに大きな怪我はなかった。これは主にマシンに備えた安全システムが要求に応える働きをしたからこそ実現した」と事故の総括を行っている。

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