■トヨタよ、敗者のままでいいのか。
 今年のル・マンで初優勝を勝ち取る、この彼らの強い決意はマーケティングの取り組みからも感じることができる。

 TOYOTA GAZOO Racingが今回のル・マンに用意したメッセージは「トヨタよ、敗者のままでいいのか。」。ハイブリッカーの生みの親であるトヨタが、これ以上、ライバルたちの後塵を拝するわけにはいかないと、かなり挑戦的な言葉をファンに、そして自分たちに投げかけている。
 ハイブリッドはトヨタが先駆けた技術。WECを通じてハイブリッド車をさらに喜んでもらえるクルマにしたいという思いを実現するためにも、敗者のままではいけないという思いをストレートに表したという。

 また、ル・マンのレースを見てくれるファンを少しでも増やしたいとの思いから、スマートフォンで中継映像を視聴できる「LINE LIVE」を通じて、レース映像を配信することも合わせて発表した。メインの中継を行うJ SPORTの協力のもと、6月18日(土)のスタートを生中継するだけでなく、2時間ごとにダイジェスト映像も配信する。最初の生中継はスタートの直前からレース経過1時間ほどを検討しているという。

■ル・マンキャラバントレーラーが日本各地を走る
 また、5月27日(金)〜6月19日(日)の期間、日本各地を走る「ル・マンキャラバントレーラー」も実施する。2016年カラーをまとったTS040ハイブリッドを載せたトラックが全国を走り、各地で停車。特製のクリアファイルやマシンの基本情報やドライバー紹介などを掲載したハンドブックを配布するという。

 悲願のル・マン24時間初制覇に向け、総力をあげて臨むTOYOTA GAZOO Racing。彼らの決意が試される注目の決勝は18日午後3時(現地時間)にスタートが切られる。

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