ボディサイズは全長3890mm、全幅1735mm、全高1500mmで、現行型から3ナンバーサイズとなり、ワイドトレッドに進化した。

 前席は専用のスポーツシートを採用。座面が硬めで、サイドサポート性も強いため、ドライビング時には身体をしっかりとホールドしてくれる。専用のメーター類も見やすく、インパネまわりのスイッチ類もすっきりと並んでいるため、操作に戸惑うことはないだろう。

スズキ・スイフトスポーツの前部座席
スズキ・スイフトスポーツの前部座席
スズキ・スイフトスポーツ専用のシートには“Sport“のネームロゴが入る
スズキ・スイフトスポーツ専用のシートには“Sport“のネームロゴが入る
フロントドアは大きく開くため足の出し入れがしやすく、乗り降りもしやすい。
フロントドアは大きく開くため足の出し入れがしやすく、乗り降りもしやすい。
スズキ・スイフトスポーツのスイッチ類
スズキ・スイフトスポーツのスイッチ類
スイッチ回りは赤いドアリムガーニッシュ
スイッチ回りは赤いドアリムガーニッシュ

 
 後席の居住性も良く、室内高が十分に確保されている。フロントシートの下に足を入れるスペースもあるので、頭上も膝回りも窮屈さは感じない。
スズキ・スイフトスポーツの後部座席
スズキ・スイフトスポーツの後部座席
後部座席も広く、ゆったりとすることができる。
後部座席も広く、ゆったりとすることができる。

 ラゲッジルームも週末にスーパーマーケットとドラックストアのハシゴをするくらいの荷物は十分に詰める広さが確保されている。後席はワンタッチで前倒しできるので、荷物の量に応じてアレンジが効くのもうれしいポイントだ。

森園れんさんのトランクチェック
森園れんさんのトランクチェック
スズキ・スイフトスポーツのトランク
スズキ・スイフトスポーツのトランク
後部座席を倒せば積載性は大幅にアップ
後部座席を倒せば積載性は大幅にアップ
トランクに入る森園れんさん
トランクに入る森園れんさん

 インテリアは歴代モデルから継承されているブラック×レッドのコーディネートでまとめられている。質感も高く、目の肥えた層にも十分にアピールできる仕上がりだ。

スズキ・スイフトスポーツの車内(フロント)
スズキ・スイフトスポーツの車内(フロント)
スズキ・スイフトスポーツのハンドル
スズキ・スイフトスポーツのハンドル
タコメーターはレッド、スピードメーターのダークシルバー。中央マルチインフォメーションディスプレイでは燃費や走行Gなどを把握することができる。
タコメーターはレッド、スピードメーターのダークシルバー。中央マルチインフォメーションディスプレイでは燃費や走行Gなどを把握することができる。
スズキ・スイフトスポーツの助手席インパネ
スズキ・スイフトスポーツの助手席インパネ

 インテリアの仕上がりは、スイフトスポーツらしさが一番強く表現されているボディ色のチャンピオンイエロー4とのマッチングも完璧。性能はもちろんだが、この独自のデザイン性の高さも、スイフトスポーツが高く評価されている要因だろう。

スズキ・スイフトスポーツのフロント部
スズキ・スイフトスポーツのフロント部
スズキ・スイフトスポーツのフロントサイドのエアロ
スズキ・スイフトスポーツのフロントサイドのエアロ
スズキ・スイフトスポーツのロッカパネル
スズキ・スイフトスポーツのロッカパネル
スズキ・スイフトスポーツのエンブレム
スズキ・スイフトスポーツのエンブレム
スズキ・スイフトスポーツのリヤランプ
スズキ・スイフトスポーツのリヤランプ

■ライバル車以上の運転支援装備も完備。最大の強みは求めやすい価格設定

 最新モデルらしく、先進の安全支援装備もしっかりと用意されている。単眼カメラとレーザーレーダーで歩行者やクルマを検知する『デュアルセンサーブレーキサポート』はオプションで設定されている。8万6400円と求めやすい価格帯なので、積極的にチョイスしたいオプションだ。

カメラは4か所に設置されており、パック時には全方位モニターで駐車も楽にできる。
カメラは4箇所に設置されており、パック時には全方位モニターで駐車も楽にできる。

 そして、スイフトスポーツの最大の強みが、その価格設定だ。車両価格は183万6000円(6速MT)~190万6200円(6速AT)で、国産ライバルのトヨタ・ヴィッツGR SPORT(車両価格:207万6840円)や、ホンダ・フィットRS(車両価格:198万720円/Honda SENSING未装着)よりも求めやすい。

 スイフトスポーツは高性能で走りの魅力が高く、所有欲をしっかりと満たしてくれながら、100万円台で購入できるため、コストパフォーマンスが高い。この抜群のコストパフォーマンスが、スイフトスポーツが歴代を通して高い人気を保持している理由だろう。
 
“楽しいクルマが欲しい”という気持ちは、クルマ好きなら誰でも共通する思い。スイフトスポーツはそんな願いを叶えてくれる1台だ。

次回は森園れんさんの試乗インプレッションをお届け
次回は森園れんさんの試乗インプレッションをお届け

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