ボディサイズは全長3890mm、全幅1735mm、全高1500mmで、現行型から3ナンバーサイズとなり、ワイドトレッドに進化した。
前席は専用のスポーツシートを採用。座面が硬めで、サイドサポート性も強いため、ドライビング時には身体をしっかりとホールドしてくれる。専用のメーター類も見やすく、インパネまわりのスイッチ類もすっきりと並んでいるため、操作に戸惑うことはないだろう。




後席の居住性も良く、室内高が十分に確保されている。フロントシートの下に足を入れるスペースもあるので、頭上も膝回りも窮屈さは感じない。

ラゲッジルームも週末にスーパーマーケットとドラックストアのハシゴをするくらいの荷物は十分に詰める広さが確保されている。後席はワンタッチで前倒しできるので、荷物の量に応じてアレンジが効くのもうれしいポイントだ。



インテリアは歴代モデルから継承されているブラック×レッドのコーディネートでまとめられている。質感も高く、目の肥えた層にも十分にアピールできる仕上がりだ。



インテリアの仕上がりは、スイフトスポーツらしさが一番強く表現されているボディ色のチャンピオンイエロー4とのマッチングも完璧。性能はもちろんだが、この独自のデザイン性の高さも、スイフトスポーツが高く評価されている要因だろう。




■ライバル車以上の運転支援装備も完備。最大の強みは求めやすい価格設定
最新モデルらしく、先進の安全支援装備もしっかりと用意されている。単眼カメラとレーザーレーダーで歩行者やクルマを検知する『デュアルセンサーブレーキサポート』はオプションで設定されている。8万6400円と求めやすい価格帯なので、積極的にチョイスしたいオプションだ。
そして、スイフトスポーツの最大の強みが、その価格設定だ。車両価格は183万6000円(6速MT)~190万6200円(6速AT)で、国産ライバルのトヨタ・ヴィッツGR SPORT(車両価格:207万6840円)や、ホンダ・フィットRS(車両価格:198万720円/Honda SENSING未装着)よりも求めやすい。
スイフトスポーツは高性能で走りの魅力が高く、所有欲をしっかりと満たしてくれながら、100万円台で購入できるため、コストパフォーマンスが高い。この抜群のコストパフォーマンスが、スイフトスポーツが歴代を通して高い人気を保持している理由だろう。
“楽しいクルマが欲しい”という気持ちは、クルマ好きなら誰でも共通する思い。スイフトスポーツはそんな願いを叶えてくれる1台だ。
