レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.05.30 15:10

ThreeBond Racing 全日本F3選手権第2ラウンドSUGO レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


国内レース他 | ThreeBond Racing 全日本F3選手権第2ラウンドSUGO レースレポート

第4戦 決勝

 一夜あけた5月27日(日)、全日本スーパーフォーミュラ選手権のフリー走行が終わった午前10時10分から、25周のシリーズ第4戦決勝レースが始まった。空は快晴、ドライコンディションである。

 スタート合図が下されると、第1コーナーまでの間に後方車両に並ばれ6番手に後退してしまった。「自分ではいいスタートを切ったつもりでしたが、なぜかものすごい勢いで後から抜かれてしまいました」と笹原。

 しかし第1コーナーで先行車両がミスをしたスキを付いて5番手を取り戻し、そこから先行するTODAの2台を追いかけ始めた。2周目に入る第1コーナーで4番手の選手がバランスを崩し大回りしたため笹原は一気に詰め寄ったが順位を入れ替えることはできず、その後は逆に徐々に引き離され始めた。

 7周を過ぎる頃、一旦は数秒にまで開いた4番手との間隔をじりじり縮めて1秒を切るまでに持ち込み、レースの折り返しとなる13周にはコンマ3秒差まで詰めてテールトゥノーズの状況となった。

 しかし25周という長丁場のレースでタイヤの消耗も進み、ペースは頭打ちとなり4番手との間隔は再び少しずつ開いていった。結局4番手と1秒5弱の差で5位のチェッカーフラッグを受けることとなった。笹原とThreeBond Racingは第3戦に続き2点の選手権ポイントを獲得、ドライバーランキング5番手、チームランキング3番手につけて第2大会を終えた。

ドライバーコメント

 正直なところ、悩んだまま週末が終わってしまいました。まず予選のペースが悪かったのが反省点です。特にスポーツランドSUGOのコースでは、スターティンググリッドが下がってしまうと、決勝レースで追い抜きは難しい。実はフリー走行のときからクルマを思うように動かせませんでした。

 特にニュータイヤを履いたときのバランスが取れず、アンダーステアが強くてセクター1、2が遅かった。自分の中ではミスなく1周をまとめても予選5番手という結果が精いっぱいでした。

 決勝レースでは、毎ラップ違うことにトライして、なんとか前についていきましたが勝負ができず、そのうち自分のペースも落ちてきてレースが終わってしまいました。ぼくとしては出し切ったつもりなんですが、まだ何か足りないものがあるはずなので、よく考えて第3大会へ臨みます。


関連のニュース