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国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.10.04 10:44

三浦愛 2018全日本F3選手権第7ラウンドSUGO レースレポート

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国内レース他 | 三浦愛 2018全日本F3選手権第7ラウンドSUGO レースレポート

2018年9月29日(土)曇り
全日本F3選手権第15戦
スポーツランドSUGO/ 3.704256km
参加台数15台

#3 三浦愛 決勝結果15位/21分42秒794

 予選終了から約3時間のインターバルを経て、午前11時25分より第15戦決勝が行なわれた。朝から変わらない曇り空の下、ドライコンディションでレースはスタート。抜きにくいSUGOでは予想されていたことだったが、やはり各マシンの狙いはスタートの瞬間で、各ポジションで混乱が生じることになった。この混乱によって、またも得意のスタートダッシュを封じられたのが12番グリッドの三浦選手だった。
 
 自身のスタートは悪くなく、11位と並んで1コーナーに向かうまでは良かったがその先にいたマシンに詰まってしまい、この間に数台が先行。抜いたマシン、ピットスタートしたマシンと差し引き、13位でオープニングラップを通過することになった。そして、その後しばらくは12位に1秒差につけ順位を復帰させる可能性を見せるも、オーバーテイクの突破口をなかなか見つけられないまま中盤へ。
 
 その後は12位のマシンに徐々に差を広げられる展開となる。13周目には2秒近く差が離れてしまい、このまま13位をキープするしかなくなった。だが、その13位をも守れない事態がこの後発生する。ここまで進撃はならずもミスのない、着実な走りを見せていた三浦選手だったが、最終ラップの3コーナーでついにミス。片輪をダートに落としスピンを喫してしまった三浦選手はグラベルから抜けだせずストップ。チェッカーを受けられず、最下位の15位でレースを終えることとなった。

■三浦愛選手コメント

「順位を上げることはすでに難しかったのですが、とにかく最後まで攻めようとした結果ミス。これで明日の17戦が最後尾スタートとなったのは残念です。ペース自体は悪くなかったのですが、ストレートで抜けるまでには至らず、そうこうしているうちにやはりこのコースは最終セクターが体力的にきつく、徐々に離されてしまいました。次のレースでは戦略を練り直して明日行われる第9戦決勝のグリッドをひとつでも有利にできるよう頑張ります」

三浦愛(EXEDY B-Max Racing)
三浦愛(EXEDY B-Max Racing)

2018年9月29日(土)曇り
全日本F3選手権第16戦
スポーツランドSUGO/3.704256km
参加台数15台

#3 三浦愛 決勝結果13位/23分08秒616

 空模様は午後になっても変わらず、曇りのまま。一時的に微量の雨が降ったりもしたが路面への影響はあまりなく、午後3時40分からの第16戦決勝も前戦と同じくドライコンディションで行われた。三浦選手は13番グリッドからこのレースに挑んだ。
 
 その第15戦のときとは一転、今回はスタートでの混乱はなく順位はほぼ変動しなかった。そんななか唯一、後方からジャンプアップを果たしたマシンがあり、三浦選手も2コーナーで刺され順位を14位に落とすことになる。そしてその後の展開は第15戦と同様、ペースで上回るもなかなか抜け出せないという攻防が各ポジションで繰り返されることに。
 
 三浦選手も序盤から粘り強く13位のマシンの背後につけチャンスを待ち続けたが、そのプレッシャーによって相手も多少のミスはするものの、決定的な場面は訪れなかった。そしてレースは終盤に入り、12周目に前の1台がジャンプスタートをとられドライブスルーペナルティを受けたことで13位に順位を戻した三浦選手は、残りの4周も前2台に接近した状況を変えられないまま18周のチェッカーを受けることになった。
 
 微量の雨によりコーナーでは滑りやく、その分体力面がある程度カバーされ終盤まで今回はペースが落ちなかっただけに、惜しまれる結果だといえる。
 

■三浦愛選手コメント

「結局オーバーテイクを仕掛けることができず、最後までずっと抑えられ続けたまま終わってしまいました。セットアップを変更したことも良い方向に行っていたし体力的にも問題なかったのに、抜くところまで持っていけなかったのはとても残念です。前のクルマも多少はミスしてくれたのですが、サーキット特性的なことでも抜くのは難しかった」

「明日は雨になりそうですが、抜きにくいことは変わりません。でもそうなればあのポジションではペースで上回れると思うし、アクシデントの可能性も高くなるので、自分は着実なレースをして、ポイント圏内に少しでも近づいていきたいと思います」


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