F1第20戦メキシコGPの舞台であるエルマノス・ロドリゲス・サーキットがあるメキシコ・シティと、第21戦サンパウロGPが行われたインテルラゴス・サーキットは、どちらも標高が高い。インテルラゴスは約800メートルで、メキシコ・シティは約2250メートルあり、今シーズンの全23戦中、最も標高が高いサーキットのふたつとなっている。

 標高が高くなると大気圧が下がり、空気が希薄になるため、燃焼できる酸素が減少する。一般的に、標高が100m上がると、エンジン出力は約1%低下する。つまり、海抜0メートルのサーキットと比べると、メキシコではエンジン出力が約22%低くなる。

 そうなると、標高が高いサーキットでは特別な調整が必要となる。

「メキシコは標高が高いので、エンジンのセットアップはほかのサーキットとはまったく異なるのですが、HRC Sakuraのほうでそのセットアップを調整してもらっていて、走り始めから問題なく、現場ではエネマネ(エネルギーマネージメント)などをファインチューニングするくらいでした」(ホンダ・レーシング・スタッフ)

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