今回のF1第2戦サウジアラビアGP決勝レースでは、ハースのレース戦略が脚光を浴びることになった。7周目にセーフティカーが導入されたタイミングでステイアウトしたニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)のポイント獲得をサポートするために、チームメイトのケビン・マグヌッセンが、ポイント争いの最大のライバルとなっていた角田裕毅(RB)を押さえ込んだのだ。
角田がマグヌッセンとバトルしている間に、ヒュルケンベルグはマグヌッセンとのギャップを20秒以上に開いた後にピットイン。角田に逆転されることなく、マグヌッセンの前でコースに復帰。このマグヌッセンのサポートによって、ヒュルケンベルグは10位に入賞した。