■マクラーレン・ホンダ:予選、決勝ともにずば抜けていたアロンソ
アロンソは13番グリッドからスタートし、バーチャルセーフティカーとセーフティカー導入の混乱のなか、一時は6位に浮上、7位を走り続けたが、ドライブシャフトのトラブルでリタイアすることになった。

「またもやアロンソは、厳しい環境にありながら、ずば抜けた仕事をしてみせた。予選13位が彼の言うとおり“神からの贈り物”だったのかどうかはさておき、Q1でトップ10に入り、トロロッソ勢に割って入り、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグとほぼ同等のタイムを出したというのは素晴らしいとしか言いようがない」
「複雑なコンディションを利用して、通常なら不可能であろう入賞を実現するかに思えたが、トランスミッションのトラブルが悪化し、マシンを止めなければならなくなった」
チームメイトのストフェル・バンドーンは予選16位、15番グリッドからスタートし、レース序盤の段階でトラブルのためリタイアしなければならなかった。バンドーンには5点の評価が与えられた。

「今回もバンドーンにとって試練の週末になった。Q1でのアロンソとのタイム差は0.5秒以上。スムーズな1周を走れず、Q1で敗退した」
「決勝スタートで順位を大きく上げることもできず、全体的に印象的なパフォーマンスが見られないまま、わずか17周で燃料系のトラブルにより、悲惨なレースを終えた」