☆4 マックス・フェルスタッペン
 雨の上海スタートで見せた技、濡れた路面を“2速”発進でスルスルと加速。ショートシフト気味でつなぎ、前後左右マシンの動きを観察し次々にパス。空間を見抜く瞬間判断、濡れ具合に合わせたアクセルワーク、相手が減速後にブレーキングETC。昔アイルトン・セナがウエットレースで見せてくれた技を思い出す。バーレーンでもスタート直後にリカルドをフェアにパス、あのままブレーキ・トラブルがなければ第3戦の結果はかなり変わっていただろう。

☆4 フェルナンド・アロンソ
 抜くテクニックと抜かせないテクニックを同時に駆使、後方集団にチャンピオンがいるとこういうスリリングなレースを我々は堪能できる。しかし、彼自身はもう我慢の限界点、インディ500に参戦する決意を支持する。65年にロータスのジム・クラークはモナコGPを欠場、インディ500で勝った。63年2位、64年リタイア、3年目の挑戦だった。それを思い出すととても難しい参戦だが、彼はレーサーだからこそ決心した。

2017年インディ500参戦を発表するフェルナンド・アロンソとザック・ブラウン
2017年インディ500参戦を発表するフェルナンド・アロンソとザック・ブラウン

☆5 セバスチャン・ベッテル
 ショート・ホイールベースの機敏な回頭性能がベッテルの好みにはまり、キミ・ライコネンはもうひとつ前後バランスがお気に入りでないようだ。ボッタスから後方乱流を浴びてもコース上の強風のなかでも、ベッテルは自信をもってコントロールしている。11年開幕3戦に優勝・優勝・2位、6年ぶりに上々のスタート。今年レース後にまったく疲労感を見せない彼、SF70H(愛称ジーナ)はとても従順なのだろう。
F1バーレーンGP表彰台
F1バーレーンGP表彰台

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