メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ウォルフは、メルセデスの育成ドライバーであるアンドレア・キミ・アントネッリが、今週末モンツァで初めて正式にF1のフリー走行に参加することを認めた。しかし、2024年シーズンの残りのレースで、アントネッリがウイリアムズF1で苦戦しているローガン・サージェントと交代することはないという。
アントネッリは、今年のFIA F2選手権にプレマ・レーシングから参戦しつつ、メルセデスと広範なテストプログラムも行ってきた。2025年にメルセデスからF1に昇格する可能性が高いため、その準備に忙しく取り組んでいる。才能あふれる18歳のアントネッリは、メルセデスの2022年型マシンを駆って、すでにさまざまなサーキットでかなりのF1走行距離を積み重ねている。