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F1 ニュース

投稿日: 2016.04.22 23:08
更新日: 2016.04.23 02:46

GP topic:今季のトラブルは攻めた結果、パワーユニットはトークン以外でも進化する

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F1 | GP topic:今季のトラブルは攻めた結果、パワーユニットはトークン以外でも進化する

 アロンソはオーストラリアGPの大クラッシュが原因、ほとんどが「予定外」の交換である。パワーユニットはギヤボックスのように連続して使用しなければならないわけではないが、メルセデスを使う多くのドライバーやルノー勢ではダニエル・リカルドが、まだ1基目で走り続けていることを考えると、3戦目で2基目の投入というのは少し早すぎるペースと言っていいだろう。

 現在のパワーユニットが導入されて今年で3年目を迎えたにもかかわらず、なぜ、いまだにトラブルが起きるのか。あるエンジニアは次のように話す。

「今年のトラブルは、昨年までとは内容が違う。2014年と2015年は新しい技術に対する未熟な部分が露呈して起きるトラブルだった。しかし、今年はチャレンジした結果のトラブルなんだ」

 2月28日にホモロゲートされたパワーユニットは、その後どのメーカーもトークンを使用した改良版を投入していない。しかし開幕戦で使用したものと、3戦目の中国GPで使ったパワーユニットでは使い方が異なっているという。制御系のソフトウェアをアップデートしているからだ。

「昨年まではソフトウェアのアップデートに関しては制限がなかったが、今年からマニュファクチャラー間で『年間10回』と制限した。そのため1回1回の変更が、ややアグレッシブな傾向となっているんだ。つまり耐久性ギリギリのレベルで使おうとしている。それがトラブルを誘発している可能性が高いと考えられる」


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