アストンマーティンF1のリザーブドライバーを務めるブラジル人のフェリペ・ドルゴヴィッチは、新たに2025/26年“シーズン12”よりABB FIAフォーミュラE世界選手権へ参戦するため、今シーズンの最後のふたつのグランプリには帯同せず、今週末にラスベガスでアストンマーティンF1に別れを告げる予定だ。

 フェルナンド・アロンソとランス・ストロールがアストンマーティンにもう1シーズン残留することが明らかになると、FIA F2の元チャンピオンであるドルゴヴィッチは2026年のF1シート獲得を目指してアルピーヌとキャデラックの2チームと交渉を行った。アルピーヌに加入するチャンスは常にわずかだったが、ドルゴヴィッチはキャデラックでバルテリ・ボッタスのチームメイトになる寸前だった。その後、チームオーナーのダン・タウリスは、F1での最初の数シーズンは経験豊富なドライバーが必要だと判断し、ボッタスのパートナーとしてセルジオ・ペレスと契約した。

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