気になる決勝のタイヤ戦略だが、今回は過去3戦のように戦略が分かれることはなさそうだ。レースではミディアムを使用するドライバーはおらず、ソフトとスーパーソフトがメインとなるからだ。しかもピレリのシミュレーションによれば、スーパーソフトでスタートしても、ソフトでスタートしても、どちらも1回ストップとなり、ゴールまでのタイムもほとんど変わらないという。したがってタイヤを自由に選択できる11番手以下のドライバーに、ピット戦略によるアドバンテージもほとんどないと考えられる。

 ちなみにスーパーソフトでスタートした場合のピットストップは18〜20周。ソフトでスタートした場合は、33〜35周と予測されている。

 そうなると唯一、レースで波乱要素となるのはセーフティカーだ。もし20周より前のタイミングでセーフティカーが導入されれば、スーパーソフトでスタートしたドライバーが有利となる。逆に35周目以降の適切なタイミングでセーフティカーが入れば、前車との距離が縮まったところで、強いグリップのスーパーソフトタイヤに交換できるドライバーたちが有利となるだろう。

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
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