「じつは私が発掘して育てたランス(・ストロール)が、2016年からウイリアムズのテストドライバーになるため、FDAをやめることになった。そのとき、彼の父親から個人コーチとしてランスの世話をお願いされたので、私も同時にフェラーリを抜けたというわけさ」(バルディセッリ)
ストロールといえば、個人トレーナーに個人広報を持つ異例のルーキーとして、その広報のアン・ブラッドショーをこのコーナーで紹介したこともあるが、さらに個人コーチもいたわけだ。
驚くのはまだ早い。バルディセッリが自転車に乗って、これからどこへ行くのかを尋ねたところ、こう答えたのだ!!
「これから、ランスが寝泊まりしているプライベート・モーターホームに行くところさ。明日のスケジュールの確認するためにね。私?私はサーキットから遠く離れた安宿に泊まっているよ。モーターホームに泊まっているのは、ランスのトレーナーと父親だけだよ」
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