2017年F1第13戦イタリアGP 予選でクラッシュを喫したロマン・グロージャン

 グロージャンのハースがアクアプレーン症状のまま制御不能になった瞬間、個人的に思い出したのは昔の富士スピードウェイのストレート。

 国内トップカテゴリーの『富士グランチャンピオン(GC)レース』では、雨天になると頻繁にその症状が起き、追突多重事故を何度も見た。グロージャンの後ろに何台かいたなら水煙で視界が遮られ、大事故になるところだった。

 中断されている間、特例措置としてこのストレートにSCだけでなく何台かオフィシャルカー(一般車)を往復させ、溜まった雨水を排除する手段がとられてもよかったのではないだろうか。

 アメリカン・レースではこうした作業が行われる。モンツァはこれまで雨にたたられるGPウイークが意外に少なく、スパ・フランコルシャンのような“ウエット対応策”があまりとられていなかった(と思える)。たとえばスパは新舗装・改修のたびにコース脇に排水溝を再整備、ピット前ストレートには横方向の“レイン・グルーブ(溝)”が以前から設けられている。

 余談だが2時間半待ちの間ずっと立ったまま陽気に騒ぐティフォシたち。気温14度でも彼らの熱気はとても熱く、筋金入りのファンばかりと痛感させられた。これぞイタリアGP……。

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