フェルナンドにとってはこれ以上ないほど悔しい一日になった。ウエットコンディションの下で見事なスタートを決めたにもかかわらず、ターン1で(マックス・)フェルスタッペンのマシンにつき飛ばされた。この時の衝撃は非常に大きく、ボディワークが壊れ、フロアが損傷を受け、さらにはエキゾーストに穴が開いていた。
セーフティカー先導下でピットを通過する時に初期のダメージを見極めることはできたが、レーシングスピードで走り出すと、それ以上続けられないことがすぐにはっきりした。そのため直後に彼のマシンをリタイアさせなければならなかった。
我々に全く非がないにもかかわらず1台を失ってしまったが、それでもチーム全体にとってポジティブな一日だったことは間違いない。次戦が行われるマレーシアの高速セクターでは今回ほどの競争力を発揮できないかもしれない。しかしながら今週末の結果は、ほんのわずかでもチャンスが訪れれば、上位で戦う力が我々にはあるのだということを思い出させてくれることだろう。
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