■「すべての新パーツを入れていればフェラーリと同レベル」
ホンダが今導入可能なものをすべて使用できていれば、現在のフェラーリと同等のパフォーマンスレベルを発揮していたと、長谷川総責任者は確信している。
「判断しづらいことですが、厳密に言えば、数値は言えないものの、私たちのデザインのベースはフェラーリのエンジンとほぼ同レベルにあります。ただ、今のところそれを実現できていませんが」
「トークン制度がなくて、パーツをどんどん投入していけたなら、そのレベルを達成できたと思っています。でも今の規則では、そのレベルを実現するには40か50トークン以上を要します。そのため、ギャップを縮めるためにはどのアップグレードが効果的なのかを選ばなければなりません」
ホンダはカナダGPで大型アップグレードを導入するのではないかと以前から推測されているものの、長谷川氏はスペインメディアに対して、「トークンを入れるのはカナダである必要はない。いつトークンを入れるかはまだ決定していない」と話したとFox Sportsが伝えている。