一方、ストロールについては、予選Q1でハースのロマン・グロージャンのアタックを妨害した可能性について審議された。アタックラップ中のグロージャンは、最後からふたつめのコーナーで、前のストロールをアウト側から抜こうとしたが、その瞬間にストロールがレーシングラインから外れるために同じ方向に動き、両者はあやうく接触しそうになった。

 スチュワードは、チームがストロールに対してグロージャンが近づいていることを知らせるのが非常に遅かったこと、ストロールにはグロージャンが見えなかったこと、ダニール・クビアトがいたために左側に寄ることができなかったことを認め、ストロールはその状況のなかでやるべきことをやったと結論付けた。しかし、「ターン19のエイペックスでは2台のスピード差が100km/h以上であり、非常に危険な状況に陥る可能性があった」として、スチュワードは、チームはストロールに対してグロージャンが後ろから来ることをもっと早く伝えるべきだったと述べ、ストロールに3グリッド降格とペナルティポイント1点を科すことを決めた。

 マグヌッセンは予選で最下位20位、ストロールは17位だった。他に多数のドライバーがパワーユニット交換によるペナルティを受けるため、ふたりとも実際にはグリッドが繰り上がるものと考えられる。

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