このアメリカGPからルノーに移籍したカルロス・サインツJr.が、木曜日にパドックに到着するなり、駆けつけた場所が古巣のトロロッソだった。日本GPまでレースエンジニアを務めていたマルコ・マターサと談笑していた。

そして、今年のアメリカGPには、こんな人も訪れていた。トム・ジェラードさんだ。ジェラードさんは鈴鹿サーキットでF1が初めて開催された87年からずっと通訳として活躍している名物スタッフだが、じつは本業は通訳ではなく、マーケティングコンサルタント。でも、どうしてオースティンに?
「じつは日本だけでなく、アメリカでもコンサルタントの仕事していて、いまはオースティンから100kmほど離れたサン・アントニオに住んでいて、せっかくだから訪問に来たんだ」とニッコリ。

かぶっている帽子の『NRA』とは、全米ライフル協会のことで、テキサス州はアメリカの中でも銃の保有率が高い。ただし、それは護身用ではなく、「猟だよ。この州では鹿を狩って、パーベキューにするんだ」とか。