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F1 ニュース

投稿日: 2017.12.21 06:40

F1オーバーテイク向上のための研究に、幻のマノー2017年型モデルが貢献

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F1 | F1オーバーテイク向上のための研究に、幻のマノー2017年型モデルが貢献

 このリサーチチームは、接近戦のなかでの空力の状況をより深く理解することを目指している。

 2017年にはレギュレーションが変更され、ダウンフォースが向上、これによってマシンは速くなったが、オーバーテイクはしづらくなり、実際にF1タイヤサプサイヤーであるピレリの分析では追い越しの回数は大幅に減った。

 ブラウンは、最先端のCFDツールと技術をめいっぱい活用することで、タービュランスによる悪影響を最小限にとどめ、バトルがしやすい環境を用意する空力のベストな条件を探ろうとしている。

「チームはCFDの技術とキャパシティに関し、レギュレーションで制約を設けられている。しかし我々にとって興味深いのは、我々にはそういった制限がないということだ」とブラウンは言う。

「チームはCFDをどれだけ使用できるか、どのようなプロセスを利用できるかについて、非常に厳しく制限されている」

「我々にはそれはない。それによって、F1やこの世界の今の状況について、わずかなりとも何か見えてきたことがある。CFDに関しては、今の世界はF1を大きく先んじている」

「つまり、我々はどのF1チームをも大幅に上回るキャパシティと、必要なことをするための能力を備えて、研究にあたっているというわけだ」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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