ボッタス同様にシート確保の努力が必要なのが、ライコネンである。去年はモナコでポールポジションを獲得し、一発の速さ健在を印象づけた。しかしセバスチャン・ベッテルに対し112ポイントもの差を付けられたのは、あまりに物足りない。

 フィアットの総帥セルジオ・マルキオンネも、「2018年がキミのラストチャンスだ」と言明している。そして彼のイチオシは、ザウバー・アルファロメオから今季F1デビューを果たすシャルル・ルクレール。一方でペレス、ロマン・グロージャンも、候補に上がっている。

■ついにホンダは完全復活する?

 今季からトロロッソと組み、来季以降はレッドブルとも提携すると見られているホンダ。はたして今季の彼らは、どれほどの戦闘力を見せられるだろう。

 まずプラス面からいえば、プレッシャーの少なさ、政治的な動きのなさは、マクラーレン時代とは比べ物にならない。ホンダのエンジニアたちは、伸び伸びと開発に集中できるはずである。

トロロッソとの提携でホンダは伸び伸び開発ができそうだ

 さらに今季のホンダは3年前の復帰以来初めて、同じコンセプトのパワーユニットを使用する(2016年はターボ径を大きくし、2017年はターボコンプレッサーをVバンクから移動した)。キープコンセプトのおかげで性能向上と一定の信頼性確保が可能になるはずだ。

 年間3基の使用制限は確かに大きなハードルだが、それでも上位3メーカーとの差は確実に縮まるのではないだろうか。

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