CFDはいわばバーチャルな風洞である。車体の周囲を流れる空気を可視化し、流量を数値化するのが主な目的だ。何十何百ものアイデアをCFDに入れ、その中で最も有望な数種類のスケールモデルを製作し、風洞にかける。

 風洞テストでは至るところに取り付けられたセンサーによって、実走行にできるだけ近いデータを収集する。現状ではCFDを補完するものとして、風洞以上に優れたツールはない。

 風洞内に置かれるのは、実車の60%のスケールモデルである。風洞内ではブレーキング時のピッチング、コーナリング中のローリングなど、挙動変化の際の空力特性の変化も測定される。

 実走行にできるだけ近づけるため、スケールモデルはムービングベルト上に置かれる。空力エンジニアたちはあらゆる状況を考えた負荷を模型に掛け、データを収集する。ある一定のコンディションでのダウンフォース量がたとえ良好な数値を見せたとしても、実際のサーキット走行ではほとんど意味がないと考えるからである。

(第3章その2に続く)

本日のレースクイーン

渡川ももとがわもも
2026年 / D1グランプリ
SHIBATIRE GIRLS
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.2 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画第2弾!
    ニッサンZのコクピットに坪井翔と野尻智紀が潜入

  • auto sport

    auto sport 2026年12月号 No.1626

    特集 GAME CHANGER
    一夜にしてカテゴリーの趨勢を塗り替えた
    名車・名プロジェクト

  • asweb shop

    鈴鹿1000km 50回大会記念
    メモリアルフォトブック


    1966年に始まった鈴鹿1000kmレースの歴史を、50回大会を記念して振り返るメモリアルブック

    3,000円