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F1 ニュース

投稿日: 2016.07.08 12:15
更新日: 2016.07.08 15:55

メルセデスが隠す、同士討ちへの“究極の罰”。出場停止もありか

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F1 | メルセデスが隠す、同士討ちへの“究極の罰”。出場停止もありか

 メルセデスはドライバーに出場停止の罰を与えることを真剣に考えているという説を唱えるメディアはいくつかある。

 The Daily Telegraphは、「ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグは再びクラッシュした際にはチームから罰金あるいは出場停止の罰を受ける可能性がある。メルセデスはチームオーダー発令を避けるため、こういった過激な抑止策を検討している」と報じた。

 The Timesはチーム関係者の話として、「ドライバーふたりが私的な戦いのせいでこの5戦でコンストラクターズ選手権ポイントを60点も投げ捨てたことに、ウォルフは深い失望を感じており、ふたりの間の不快な雰囲気にも嫌気がさしている」と伝えた。

「チームオーダーに代わる策としては、ドライバーへの罰金が考えられるが、ふたり合わせて年間4,500万ポンドも稼いでいるドライバーたちに数十万ポンドの罰金を科しても大きな影響はないだろう。今のところそれより大きな力を持つ脅しは、(接触の)責任がある方のドライバーを1戦か2戦出場停止にするというものが考えられる。それはタイトル獲得において大きな打撃となるだろう」

 どちらかを出場させない場合は、リザーブドライバーで現在マノーで走っているパスカル・ウェーレイン、あるいはジュニアドライバーのエステバン・オコンを乗せるものとみられる。

 スタードライバーを欠場させる場合のスポンサーやファンに対する責任についてはウォルフは重々承知しており、批判を甘んじて受ける覚悟をしているようだと、英AUTOSPORTは推測している。

 一方、Sky Sportsは、クラッシュの責任がある方のドライバーには新しいパーツの投入あるいは戦略に関する優先権を与えないといった罰の方が現実的であるとの意見を述べている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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