ロマン・グロージャンは、フェラーリがキミ・ライコネンとの契約を延長したのは「良いこと」であり、これで自分も2017年はハースとともに戦い、さらに多くの収穫を得ることに専念できると語った。

 グロージャンは、フェラーリがライコネンの放出を決めた場合には、その公認の有力候補のひとりと考えられていた。また、昨年彼がハースと契約した際にも、将来フェラーリへ移籍するための布石になるかもしれないと囁かれていた。

 イギリスGPの週末、金曜の朝にライコネンの契約更新が発表されたことで、ショックを受けたかとの質問に対し、グロージャンは「それほどでもないよ。これで僕は来年も同じユニフォームを着ることになる」と答えた。

「良いことだよ。キミにとっては待ち望んでいた発表だ。ベストチームのひとつであり、自分でもそこに居たいと思うチームに残れるのだから、キミには『良かったね」と言いたい」

「キミの残留が決まって、フェラーリについてはドライバー市場も閉じられたことになる。ワールドチャンピオンになれる可能性があるチームへ行きたいのは誰でも同じだけど、僕はハースでとても居心地が良いと感じている。このチームでやれることは、まだたくさんあるし、いつかハースをポディウムに上げたいと思っているんだ」 

「それに加えて、NASCARにも挑戦してみたいしね。このチームに留まれば、来年はそのチャンスがあるかもしれない」

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