■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=7位/
もちろん、チームにとっては良い結果だったけど、レースの展開に関して、僕としてはちょっと残念な気持ちもある。今日はあまり運に恵まれなかったからね。特に、僕がすでにインターミディエイトに履き替えた後でバーチャルセーフティカーになり、順位を取り戻すチャンスを奪われたのが痛かった。
その後は、僕の方がずっと速かったのに、フェリペ(・マッサ)のペースに延々と付き合わされてしまった。乾いているラインは1本だけで、オフラインにはまだたくさん水溜りがあったから、なかなかオーバーテイクを仕掛けられなかったんだ。
全員がドライタイヤに交換した直後は、とても楽しかった。ターン1のあたりだけは、なかなか乾かなかったので、特に慎重に走る必要があったけど。僕はミディアムタイヤでものすごく長いスティントを走ることになり、最後の数周はデグラデーションを最小限に抑えながら最後まで走り切るだけで精一杯だった。
あらゆる面で満足というわけではないものの、クルマのパフォーマンスは良かったし、結果としてポイントを獲れたのはいいことだ。
■スクーデリア・トロロッソ
カルロス・サインツJr. 決勝=8位
今日のレースには満足している。決して悪くはなかった。ウエットからハーフウエットのレース前半はとても好調だった。実際、クルマは速かったし、フィーリングも良くて、一時は6番手まで上がっていた。
ところが、残念なことにターン1でミスをしてしまった。あれはまずかったね! その後は少し自分を落ち着かせて、もう一度自信を取り戻す必要があった。それから着実に走り続けて、8位でフィニッシュラインを通過したのは満足できる結果だったけど、フォース・インディアの2台に勝てなかったのは残念だ。
とはいえ、これで過去6レースのうち5回もポイントを獲得しているのだから、僕らが正しい方向へ進んでいるのは間違いない。とにかくこの調子でプッシュし続けないとね。
次のレースが行われるハンガリーのコースは、僕らのクルマに合っているはずだから、またポイントを目指していい戦いができるのを楽しみにしている。