このときもブーリエは「バッテリーとハイドロ漏れのトラブルだ。騒ぐほどのことではない」と余裕の表情だったが、翌日もトラブルは続いた。漏れたオイルがエンジンにダメージを与えてしまったため、パワーユニットを交換しなければならなかったのだ。

 3日目はトラブルフリーだったが、4日目に再びトラブル。ターボが不具合を起こし、オイル漏れに見舞われてエンジン交換を余儀なくされたのだ。

 つまり、今回の合同テストでのマクラーレンは、トラブルに始まり、トラブルで終えた形となった。

 これでタイムが遅ければ、低く評価すればいいのだが、最終日にフェルナンド・アロンソがテスト全体のベストタイムでフェラーリ勢に次ぐ3番手をマークしたため、評価が分かれる結果となった。

トラブル多発のマクラーレン・ルノー

 トラブルがなければ、MCL33にはQ3に進出できるだけのポテンシャルはあるだろう。ただし、マシンの性能というのは信頼性も含めて初めて下されるもの。

 アロンソは「トラブルもテストの一環」と意に介さなかったが、2回目のテストで起きたトラブルは、昨年のホンダ時代からと同じトラブルを引きずっているように思われる。もしそれが正しければ、じつは根は相当深く、マシンの根本の設計を変えない限り、レースでは完走もままならない可能性は高い。
    
 開幕戦で、マクラーレンがどこまで改良したマシンを持ち込むのか。マクラーレンにとって、今年の開幕戦はシーズン全体を占う重要な一戦となりそうだ。  

本日のレースクイーン

美輪咲月みわさつき
2026年 / オートサロン
VELENO&Garageカ
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技
    【最難関は最初にやってくる】
    FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年4月号 No.1618

    新世代F1テクニカルプレビュー
    バーレーンで見えた5つのポイント

    新型GT500車両メーカーテスト
    「見えるもの。見えないもの」

  • asweb shop

    2026年のF1シーズン開幕を記念して、autosport web shopでは対象のF1新作グッズをご購入で送料無料となるフェアを開催中!

    新作アイテムはもちろん、気になっていた過去シーズンの人気商品を一緒にご購入いただくのもおすすめ。